シグブラ
第117回:静岡のローカル線ブラブラ

第117回:静岡のローカル線ブラブラ

November 22, 2017

すっかりと冬の空気になった11月下旬、ポッカリ空いた時間を使って静岡をブラブラしてきた。今回は SIGMA sd Quattro H と、2017年にリリースされた新しいレンズ3本を持っての撮影だ。レンズは、SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art、SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art、SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary をチョイス。名物のハンバーグステーキを久しぶりに食べてから、気になっていたローカル線に乗って静岡を楽しんだ。これからの季節は日も短く、Foveon使いにとっては撮影時間が限られるようになるが、都心からも近く温暖なこの土地はブラブラ撮影にピッタリだと感じた。近いうちに再訪していろいろなところを撮り歩きたいものである。

腹が減っては戦はできぬ、ということで高速道路を下りて静岡名物のハンバーグ店に直行。開店時刻だったので幸い並ぶことなく入店し、目当てのげんこつハンバーグを食べることができた。実に美味しい。SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Artはそのシズル感をしっかりと捉えた。

岳南電車に乗る。有人改札で硬券の「全線1日フリー乗車券」を購入してホームに入ると、以前東京を走っていた懐かしいデザインの列車が入線してきた。外観を撮影して列車に乗り込んだが、乗客は10名ちょっとであった。

この路線は10キロに満たない短いものなので、気軽に沿線を撮り歩くことができる。それほど多くない運行間隔も周囲を撮影してブラブラしているとちょうどいいくらいだ。終着駅でいろいろと撮っていると、交代のため下車してきた運転士が駅のことや富士山のことなどをていねいに教えてくれた。こういうのは実にうれしい。

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Artで運転台を撮る。ちょうどいい画角で、新幹線高架をくぐるところを収められた。このレンズはとても明るいので星景や夜景撮影に向いているが、その歪みがない描写力は一般的な被写体でも絶大な威力を発揮し、幅広いシーンで活躍する一本である。

車両基地ではクリスマスに向けて列車にラッピングを施していた。その様子をホームから SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary で狙う。スリムで軽いこのレンズはブラブラ撮影にもってこいだ。常時携行しても苦にならないサイズ感が気に入っている。カメラバッグに入れておけば、活躍するシーンがきっと訪れるに違いない。

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary は遠くの被写体をグンと引き寄せて気軽にシャッターを切ることが可能である。よく効く手ブレ補正機能があるのでテレ端はもちろん、光量が少ない環境でも役に立つ。風景からスポーツ、スナップまで撮影対象は広い。

岳南電車は工場と列車の組み合わせがとれることで有名だ。また工場夜景を楽しめる特別な運行もあるのでぜひ訪れてみて欲しい。この周囲はFoveon物件で溢れているので、富士山を撮りに行ったついでにフラリと立ち寄るのもオススメだ。次回はのんびりとどこかに泊まって近隣をブラブラと撮影したいものである。


三井 公一

プロフィール

三井 公一
1966年神奈川県生まれ。
新聞、雑誌カメラマンを経てフリーランスフォトグラファーに。雑誌、広告、Web、ストックフォト、ムービーなどで活躍中。
iPhoneで独自の世界観を持つ写真を撮影、その作品が世界からも注目されているiPhonegrapherでもある。
2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。
公式サイトはhttp://www.sasurau.com/
ツイッターは@sasurau

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