シグブラ
第167回:“新24-70mm持って公園ブラブラ

第167回:新24-70mm持って公園ブラブラ

December 20, 2019

待望のフルサイズミラーレス一眼カメラ専用設計の24-70mmが登場した。「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art」は性能も高く、大幅に軽量化され、価格がリーズナブルなので発表と同時に大きな話題になったレンズだ。かなりの人気で「予想を上回るご注文をいただいており、生産がご要望に追いつかない状況となっております。そのため一部のお客様には、製品がお手元に届くまでにお時間をいただく場合がございますことを深くお詫び申し上げます」とシグマがプレスリリースを出したほどである。会津工場ではフル稼働で生産をしていると聞いているので、楽しみにしていてほしい。
というわけでそのホットなレンズを SIGMA fp に装着して年末の公園をブラブラと撮り歩いた。

バスを乗り継いで公園にやってきた。大型の都市公園である。ゲートをくぐって園内に入り歩き出すが、曇天でグッと冷え込んだ平日とあって人影はまばらだ。しかし今日は明るい標準ズームレンズなので薄暗いシーンでも撮影が快適そのもの。F2.8絞り開放でのピントとボケ味を試しながら進む。

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art は重量835g(Lマウント)と、一眼レフ用のそれより大幅に軽量化され1Kgを切った。 LVF-11 を装着した世界最小・最軽量のフルサイズミラーレス一眼、 SIGMA fp と組み合わせると手にしっくりときた。

このレンズ、最短撮影距離がワイド端で18cm、テレ端で38cmともの凄く寄れるのが特徴だ。気になった植物も画面一杯に捉えられた。ワイド端ではフード先端より近い距離でも撮影できるので、思い切り接近するときはフードを外して被写体に接触しないように気をつけたい。

この季節の楽しみは落ち葉をガサガサと踏みしめて歩くことだ。さまざまな色合いの葉を観察しながら歩を進める。立ち止まると雑木林はたちまち静寂に包まれる。遠くでプロペラ機が飛ぶ音がかすかに聞こえた。

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art は画面中央部から周辺部まで実に均一した描写能力を見せてくれる。絞り開放でも安定した写りが魅力的に感じる。落ち葉のディテールがリアルに伝わってくるのがスゴい。カラーモードはもちろんティールアンドオレンジだ。

紅葉を発見した。最近は天候不順で秋に美しい紅葉を見ることが少ない気がする。特に今年は大型で強い台風がいくつも上陸したのでその影響もあるだろう。葉が紅くなる前に枯れてしまうのだ。SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art は前ボケ、後ボケとも柔らかく上品な描写で気に入った。

枯れ葉がせせらぎに落ちて流れていく。浅瀬に引っかかっていくつもの層を作っている。SIGMA fp のカラーモード・ティールアンドオレンジはこういうシーンを美しく仕上げるのが得意である。流水のきらめきと色とりどりの落ち葉の描写が素晴らしい。来年はこの SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art をFFFで味わえる日がやってくる。今から楽しみでならない。皆さん、良いお年を!


三井 公一

プロフィール

三井 公一
1966年神奈川県生まれ。
新聞、雑誌カメラマンを経てフリーランスフォトグラファーに。雑誌、広告、Web、ストックフォト、ムービーなどで活躍中。
iPhoneで独自の世界観を持つ写真を撮影、その作品が世界からも注目されているiPhonegrapherでもある。
2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。
公式サイトはhttp://www.sasurau.com/
ツイッターは@sasurau

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