シグブラ
第165回:“SIGMA fpで晩秋の三浦半島ブラブラ

第165回:SIGMA fpで晩秋の三浦半島ブラブラ

November 20, 2019

久しぶりに三浦半島に行くことにした。暖かい時期は月に何回か撮影に行くほどお気に入りの場所だが、涼しくなってから少し間が空いてしまっていた。あまりにも天気がいいので、起伏があってダイナミックな半島を見たくなったのだ。バックパックに話題の SIGMA fp と数本のレンズを入れて、海にほど近いバス停から歩き始める。秋らしい青い空と澄んだ空気が気持ちいい。対岸の房総半島や伊豆諸島もよく見える。日射しも「ティールアンドオレンジ」にピッタリの感じだ。

バスを降りて歩いて行くとパーッと視界が開けた。広々とした大根畑の向こうには東京湾と房総半島が見える。コンパクトな SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art で自分の影を入れ込んで SIGMA fp のシャッターを切った。

いくつものアップダウンをやり過ごし、剱崎の灯台を越えて海に出た。ちょうど上げ潮の時間でなかなか波が荒い。来た道を振り返ると崖の上に海上保安庁のディファレンシャルGPS用アンテナが見えた。来年3月1日をもって運用を停止するらしいがこれも撤去されるのだろうか。そんなことを考えていると、ちょうどトビが LVF-11 のフレーム内を横切っていった。

この東京湾入り口付近の景観はなかなか見事だ。荒々しい磯と断崖の連続で、撮り歩いても飽きないのだ。太陽の向きによってその印象がガラリと変わるのが面白い。SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art SIGMA fp は克明にディテールを捉えてくれた。

海岸線に沿って三浦・岩礁のみちを推奨ルートと反対方向に歩く。いくつかの磯と漁港を越えて間口の灯台に着いた。タイル張りの小さな灯台は、傾きかけて色づいた日射しを浴びている。こういうときはやはり「ティールアンドオレンジ」だろう。濃厚でコッテリとした色再現が魅力的だからである。

晩秋とは思えない暖かな風に吹かれながら消波ブロックの上でひと休み。向こう側に見える房総の様子を眺めた。バックパックからおにぎりを出して頬張る。うまい。

休憩したあとはさらに海岸線を北上する。距離にすると大したことないが、ルートが潮で濡れているので難儀する箇所もいくつかあった。軽量コンパクトな SIGMA fp だとハンドリングが楽なので助かる。

夏に訪れた大浦海岸。今はとても静かだった。ビーチパラソルと海の家で賑わっていたのが幻のように感じる。今はご近所の家族連れが浜で談笑しているだけだ。しかしこの寂しい感じもなかなか気に入った。機会があれば近隣の民宿にでも泊まってみたいものである。

海岸をあとにして帰路につく。海抜0mから丘を登ると再び大根畑が自分を迎えてくれた。三浦野菜は美味しいので大好物である。どこか無人販売所を探して買って帰ろう。美しい夕陽を浴びる大根を SIGMA fp の「ティールアンドオレンジ」で撮影して帰りのバスを待った。さて、次はどこをブラブラしようか。


三井 公一

プロフィール

三井 公一
1966年神奈川県生まれ。
新聞、雑誌カメラマンを経てフリーランスフォトグラファーに。雑誌、広告、Web、ストックフォト、ムービーなどで活躍中。
iPhoneで独自の世界観を持つ写真を撮影、その作品が世界からも注目されているiPhonegrapherでもある。
2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。
公式サイトはhttp://www.sasurau.com/
ツイッターは@sasurau

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