シグブラ
第138回:“快晴の奈良をブラブラ

第138回:快晴の奈良をブラブラ

October 11, 2018

9月下旬に奈良を訪れた。そう、11月に開催予定の「シグブラフォトウォーク」のロケハンのためだ。「奈良は久しぶりです」というシグマのK氏と、奈良公園周辺を3万歩ほどブラブラと歩き回った。興福寺、猿沢池、ならまち、東大寺、春日大社と世界遺産の古都を堪能。特に興福寺は301年ぶりに中金堂が再建され、その落慶法要の準備が行われており、除幕を待つ屋根を飾る鴟尾(しび)が印象的であった。本番当日は陽光を浴びるそれを見るのが楽しみである。
K氏も修学旅行以来の奈良とあって、持参した SIGMA dp2 Quattro でいつもより多く写真を撮っていた。奈良公園では持っていた紙袋をシカに食べられるなど大いにエンジョイ!
奈良は広々としており、歴史的建造物と緑とのバランスがとてもよく、自分も大好きな場所である。ご参加の皆さんとシグブラするのが楽しみでならない。

今回はロケハンなので SIGMA sd Quattro H に SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 1本という身軽さで奈良に来た。この古都はいつも美しく気持ちがいい。猿沢池では遠足の子どもたちが対岸の仲間を見つけて「おーい!」と声を上げていた。微笑ましい光景である。

301年ぶりに再建された興福寺・中金堂。落慶法要の準備が粛々と行われていた。横幅約40メートル、奥行き約20メートル、高さ約20メートルの堂々とした姿は迫力がある。屋根の両端には覆いをされた鴟尾(しび)が見える。

「ならまち」界隈を歩くのも楽しい。昔ながらの商店などに混じって、外国人観光客向けのホステルが多く見られた。見学可能な施設もいくつかあり、カメラを持ってブラブラする人で賑わっていた。

南大門越しに東大寺大仏殿を見る。大仏殿は中に入って見るのもいいが、このように遠くからその大きさを感じるのもオススメである。SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art は機動力が高くフレーミングもしやすい。そういえばこの付近でシグマK氏はシカに襲われた(笑)。

奈良国立博物館も素晴らしい Foveon 物件だ。1894年竣工の本館は宮廷建築家・片山東熊の手によるもの。赤坂離宮、迎賓館などにも関わった建築家だ。凝った意匠を SIGMA sd Quattro H はしっかりと写しとってくれた。

奈良は若草山の緑が美しい。広々とした空間といにしえの街との対比がとてもいいのである。麓ではレンタル着物に身を包んだ海外からの旅行者がセルフィーに興じる姿を多く見かけた。

草をついばむシカと東大寺大仏殿。奈良らしいワンカットである。フォトキナで発表されたシグマの新しいレンズで撮ってみたいシーンだ。当日は何種類か用意できるといいのだが果たして?

Foveon X3 ダイレクトイメージセンサーとシグマレンズの描写は唯一無二である。シカの克明な描写が堪らない。来年にはフルサイズとなって我々の前に姿を現すはずである。今からその時を楽しみにしようではないか。

奈良は歴史的建造物を見て歩いても楽しいし、ならまちのような通りをブラブラ歩いても楽しい。また奈良の人たちも素晴らしい。裏通りで Foveon 物件を撮っていると、きさくに話しかけてくれ、美味しい店を教えてくれた。11月のシグブラフォトウォークが今から待ち遠しい。天気がいいとうれしいなあ。


三井 公一

プロフィール

三井 公一
1966年神奈川県生まれ。
新聞、雑誌カメラマンを経てフリーランスフォトグラファーに。雑誌、広告、Web、ストックフォト、ムービーなどで活躍中。
iPhoneで独自の世界観を持つ写真を撮影、その作品が世界からも注目されているiPhonegrapherでもある。
2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。
公式サイトはhttp://www.sasurau.com/
ツイッターは@sasurau

シグブラフォトウォーク

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