シグブラ
第128回:大型連休前に山陽ブラブラ

第128回:大型連休前に山陽ブラブラ

May 17, 2018

街外れの宿で目を覚ます。まず充電をしていたバッテリーを SIGMA sd Quattro に装填する。動作をチェックしたあとシャワーを浴び、朝食をとってから駅に向かう。入線してきた懐かしい型の列車に乗り込み、海側となるベンチシートに座り込んだ。前日は岩国基地を外から撮影してブラブラを終了したが、今日は帰りの飛行機の時間までこの界隈をブラブラと撮り歩く予定だ。まずは山陽本線に乗って大畠駅を目指す。車窓から見える瀬戸内の海が眩しい。レンズは前回同様「SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary」だ。大きな橋をくぐって列車が駅に到着した。これから全長1キロを越えるその周防大橋を歩いて屋代島に渡るのである。海に近い大畠駅から橋の高さまで舗装道路を歩く。機材が軽いので登りでも楽チンだ。土産物屋を過ぎいよいよ橋を渡り始める。橋の上は海を抜ける風が気持ちよく、眺めも最高である。遠くの島々までよく見渡せた。眼下を行き交う船を見つつ、約1キロの海上空中散歩を楽しむ。クルマの交通量は多いが、徒歩で渡る人はほとんどいなかった。
橋を渡りきると静かな屋代島だ。瀬戸内海では淡路島、小豆島に次いで3番目に大きい島だが、この名前より通称の「周防大島」のほうが聞き覚えがあるかもしれない。その大きな島を海に沿ってブラブラと集落や港を訪ねて撮り歩く。のんびりとした時間がこの島には流れていた。帰りは島の奥からバスで戻ることに。あっという間に駅前だ。帰りの電車に乗る前に海に出て本州側から周防大島を撮った。こちらからの眺めも壮観であった。さて再び列車に揺られて岩国駅へ。どこに行こうか悩んだ末に、また錦帯橋を訪れることにしたのである。大きな橋を見たあと、再び歴史的な橋を見たくなったのだ。橋のたもとから空港行きのバスが出ているので、帰路の心配もない。なので日が暮れるまで周囲を撮り歩くことにした。見どころいっぱいの山口、本当にいいところである。またブラブラしに来たいね。

周防大橋からの眺め。風が爽やかで気持ちよく、見晴らしも最高である。走り去る山陽本線と瀬戸内海を SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporaryで撮影した。

全長約1キロの周防大橋は交通量が多かった。しかし歩道はそれほどでもない。工事関係者とランナー、そしてサイクリストが通るくらいであった。 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporaryのテレ端で遠近感を圧縮してその様子を狙ってみた。

周防大橋を渡りきり周防大島にやってきた。瀬戸内海で3番目に大きいこの島は、たしかに歩いていると「島」という印象を受けない。あちこち歩いたが、どこも静かで居心地がよかった。

港には研修船が停泊していた。SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporaryで船尾をググッとアップで撮った。やはりブラブラ旅に高倍率ズームレンズはマッチする。荷物を減らせるのももちろんだが、被写体を見つけた瞬間に思ったとおりのフレーミングができるのがいい。

本州側から周防大橋と周防大島を望む。定期船がちょうど橋の下を通っていく。時間があれば瀬戸内を巡る船旅をしてみたいものだ。このレンズは APS-C 用だが、シグマのフルサイズ用高性能高倍率ズームレンズも欲しいものである。

岩国駅から再び錦帯橋にやってきた。岩国は空港や観光地へのアクセスが楽でいい。20分程度バスに揺られれば様々な場所に行けるのだ。やや日が傾きかけた橋の様子をモノクロームで仕上げてみた。河川敷ではゴールデンウィークに向けてか露店の準備が佳境を迎えていた。

フォトジェニックな橋だけあって、カメラを持った女子が多かった。スマートフォンではセルフィー(自撮り)をして、デジタルカメラでは風景を撮っていた。ここではミラーレス一眼よりもデジタル一眼レフを持っている人が多かった。

2日間と短い滞在だったが、あちこちブラブラと歩いたので岩国周辺を結構堪能できた。時間と費用が許せばもっといろいろと訪れたいものである。さてそろそろ空港行きバスの時間だ。錦帯橋を渡ってバス停に向かうとしよう。


三井 公一

プロフィール

三井 公一
1966年神奈川県生まれ。
新聞、雑誌カメラマンを経てフリーランスフォトグラファーに。雑誌、広告、Web、ストックフォト、ムービーなどで活躍中。
iPhoneで独自の世界観を持つ写真を撮影、その作品が世界からも注目されているiPhonegrapherでもある。
2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。
公式サイトはhttp://www.sasurau.com/
ツイッターは@sasurau

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