シグブラ
第126回:ポカポカ陽気の世田谷ブラブラ

第126回:ポカポカ陽気の世田谷ブラブラ

April 11, 2018

暖かくなってきて、カメラを持ってのブラブラ歩きが快適な季節がやってきた。特に日照時間が長くなるとシグマのカメラを持ってのフォトウォークが楽しい(笑)。4月に入って最初の日曜日、SIGMA sd Quattro を持って、写真仲間と世田谷界隈をブラブラした。レンズは SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art と SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art の高性能ズーム2本と SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art の F1.8 トリオだ。小田急線・梅ヶ丘駅に集合してまずは羽根木公園に向かう。駅近の公園は梅の花で有名だがわずかに桜もあり、散り際の美しい姿を見ることができた。園内では花見を楽しむ人が大いに盛り上がっており、ポカポカ陽気なので敷物の上で寝ている姿も見られた。
公園からは緑道を辿って豪徳寺方面に向かう。緑道は昔の川を暗渠にしたもので、クルマの通行がないので安心して歩けるのがいい。しゃがみ込んで植え込みの花を撮ったり、通りかかったイヌを撮ったりと、春のひとときをエンジョイしながら進む。散歩をしている地元の人も多く、気さくに声をかけてくれるのがうれしい。
商店街を抜け世田谷線沿いに歩き、オシャレなカフェで一休み。涼んだあとはいよいよ豪徳寺だ。招き猫がたくさん奉納されていることで有名なこの寺は、最近はカメラを持った観光客が多い。「インスタ映え」するカットを撮ろうと、国籍問わず老若男女がレンズを招き猫に向けていた。その姿を観察して「お、シグマのアートライン!」などと機材チェックするのも楽しい(笑)。
寺を出たあとは世田谷城址公園経由で、宮坂駅のレトロ車両を撮影してから世田谷八幡宮へ。鬱蒼としたここの境内には土俵があるのだ。何かと話題の多い相撲だが、ここの土俵には誰でも上がることができる。ちょうどこの時は家族連れが取り組みの最中であった。
日が傾いてきたので緑道沿いに経堂駅方面に歩く。太陽の力がなくなってきたが、今回持参したアートラインのズームレンズは、ズーム全域で F1.8 と明るく、開放からシャープな像を撮れるのでまだまだ撮影を続行できそうだ。夜の打ち上げまでブラブラと撮影を楽しむことにしよう。

公園内の野球場で試合をしばし観戦。久しく野球をやっていないなあと思いながら、満開の桜をバックに力投するピッチャーを撮る。金網越しなのでやや眠い描写となった。

花見をする人、野球をする人、犬の散歩をする人、そして建物の屋根に登って遊ぶ人など、公園は実に多くの人で賑わっていた。人間は暖かくなるとやはり外で活動したいものなのである。

公園を出て緑道を歩いているとイヌ連れの人に出会った。声をかけてバギーに乗せられたイヌを撮影させてもらう。SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art はその毛並みと瞳に映った光景まで捉えてくれた。実に素晴らしい。

APS-C フォーマットの SIGMA sd Quattro を使うときは SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art は手放せないレンズだ。単焦点並みの明るさとシャープさを誇るからである。このレンズと SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art があれば撮影がより楽しくなる。この時計の質感と壁の描写のキレキレなこと!

商店街を抜け世田谷線沿いにブラブラと歩いてきたところ、踏切脇に小洒落たカフェを発見したので休憩タイムとなった。普段はホットコーヒーを飲むことがほとんどだが、この日はまるで初夏のような気温だったためアイスコーヒーをオーダーした。

喉を潤したあとは招き猫で有名な豪徳寺に向かう。来る度に奉納されている招き猫の増殖ぶりに驚くのだが、今回もその増えっぷりに驚いた。このまま増え続けたらどうなってしまうのだろう?そういえばここも海外からの観光客が多くなったものだ。 SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art で愛嬌あるネコたちをシューティング。優しいボケ味がいい雰囲気だ。井伊直弼の墓を見たあとは宮坂駅に向かうことに。

最寄りの世田谷線・宮坂駅には昔の「玉電」が展示されていた。この車両は渋谷〜二子玉川園(現在は二子玉川駅)間を走っていたが、玉電廃止後に世田谷線を走り、さらにその後江ノ電に譲渡されたものらしい。その江ノ電もお役御免になって、ゆかりあるこの地に里帰りし展示されている。それから25年以上経過して老朽化が進み、修復費用捻出のためふるさと納税を使っての寄付を募っていた。

何かと話題になっている相撲だが、宮坂駅近くに土俵がある神社が存在する。世田谷八幡宮である。性別問わずに上がれるこの土俵では、かつて奉納相撲の勝敗によって、作物の出来を占っていたそうだ。境内は花見を楽しむ人と、お宮参りの人でまあまあ賑わっていた。SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art で相撲に興じる家族の様子を捉えた。

この日のブラブラもそろそろ終着地点に近づいてきた。今回のレンズは SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art と SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art、SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art の F1.8 トリオなので、薄暗くなっても SIGMA sd Quattro の感度を上げずとも撮影が楽しめるのがいい。この3本はとても気に入っていて、Foveon センサーの真価を発揮できる高性能レンズだと思っている。多くの人に使ってもらいたい3本である。


三井 公一

プロフィール

三井 公一
1966年神奈川県生まれ。
新聞、雑誌カメラマンを経てフリーランスフォトグラファーに。雑誌、広告、Web、ストックフォト、ムービーなどで活躍中。
iPhoneで独自の世界観を持つ写真を撮影、その作品が世界からも注目されているiPhonegrapherでもある。
2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。
公式サイトはhttp://www.sasurau.com/
ツイッターは@sasurau

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