第227回:山口県長門市の海岸線 The Shoreline of Nagato City, Yamaguchi Prefecture
押本 龍一

押本龍一、東京品川生まれ。
1982年、2年の留学予定で渡米。1984年ニューヨークに渡り刺激を受け予定を変更し広告写真スタジオで働き始める。1991年フォトグラファーとして独立。1995年ニューヨークからロサンゼルスに拠点を移しエンターテインメント関係の撮影中心に活動。2018年より日本とアメリカの二重生活。近年は旅写真にも力を入れている。

オフィシャルサイト : http://oshimoto.net/

第227回:山口県長門市の海岸線 The Shoreline of Nagato City, Yamaguchi Prefecture

山口県長門市の北、日本海に浮かぶ青海島(おおみじま)東部に位置する通(かよい)漁港に来ると、朝陽を浴びた鯨のモニュメントが光っていた。青海島と本州に挟まれた仙崎湾 (せんざきわん)は南下してきた鯨が迷い込み、かつて通地区は古式捕鯨で栄えた。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 28mm F1.4 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:モノクローム | シャッター速度:1/400 秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:28mm

ゴールデンウイークに太宰府を訪れた私は、神奈川県の三浦半島へ戻る前、山口県長門市へ向かった。以前から気になっていた元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)の赤い鳥居が長門市の日本海に面した断崖にあり、車で片道3時間以内の距離にいる機会を利用して一度見ておこうと思い立ったのだ。元乃隅神社周辺の景観も良さそうなので、何処かに宿を見つけて一泊してもいいなと思い、関門橋を車で渡り山口県に入り北上した。日本海が見えて来ると周辺に棚田が広がり、元乃隅神社に行く前に少し写真を撮った。連休で混雑を予想したが、ここまでは交通量も少ない順調なドライブだった。

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この時棚田を見に来た車は私を入れて2台だったが、イカ釣り漁船の漁火が輝く5月中旬以降は訪問者が増えるようで、「農家の方にポーズを頼むような行為はしないで下さい」とのようなサインを見かけた。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 28mm F1.4 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/500 秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:28mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
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海岸へ下り、元乃隅神社が近くなった場所から棚田と日本海を見る。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 28mm F1.4 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/500 秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:28mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
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午後4時、農場の間を下り、元乃隅神社まで500mぐらいに近づくと車が渋滞して全く動かず、車から下りて先まで見に行った人が戻り、「神社手前の駐車場が満車で、なかなか先に進めない状態だ」と、家族らに話すのが聞こえた。独りの私は、赤い鳥居が撮れれば良かったので小さな空き地に車を停め、動かない車の列の横を歩いて元乃隅神社まで下った。大勢の人がいる神社に到着すると赤い鳥居を潜って参道を下り、参道先の「龍宮の潮吹」と呼ばれる噴潮現象が起こる奇観も見ることなく、参道に並行している道路を登って車へ戻った。観光協会等の資料によると、元乃隅神社は、1955年に網元だった人の枕元に白狐が現れ、「これまで漁をしてこられたのは誰のおかげか。吾をこの地に鎮祭(ちんさい)せよ」とのお告げがあり、島根県津和野町の太鼓谷稲成(たいこだにいなり)神社から分霊してもらい、元乃隅稲成(もとのすみのいなり)神社が始まった。アメリカの放送局CNNが2015年3月に発表した「日本の最も美しい場所31選」に選ばれて以来世間から注目され続け、2019年1月1日に元乃隅稲成神社から元乃隅神社と改名された。

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本来は参道に並行している車道を下り、参道である鳥居を潜って登って来るのが順序だったが、123基あると言われる赤い鳥居と日本海が見下ろせる場所にたどり着くと、すぐに赤い鳥居を潜り下った。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/250 秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:14mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
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鳥居の横から顔を出し撮影。鳥居は1987年から年に12~13基のペースで増え続け、10年間かけて奉納され、縁起のいい数「一二三(ひふみ)」、123基で新設を終了した。

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下って行くと最後の方は少し登りになっていて、一番下の鳥居を見上げるようにフォーカスした。塗装がきれいなので最近塗り直したように見える。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/320 秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:40mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
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参道に並行している車道を登り、赤い鳥居に別れを告げる。123基の鳥居にはそれぞれ奉納者の名前が刻まれ、本数は死人も生き返るとされる「ひふみ祝詞」が由来しているそうだ。

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念願だった赤い鳥居を見て車に戻った私は、神社から離れ東にある津黄(つおう)漁港に下りた。漁港には車を停めるスペースに余裕があり、そこから神社までシャトルバスが出ていたので、前もって分かっていたらここに直接来ていたと思う。2015年3月、CNNにより「日本の最も美しい場所31選」に選ばれて以来突然訪問客が増え、地元の人がてんてこ舞いしている光景は、「令和」に湧く太宰府の坂本八幡宮と同じように見えた。津黄漁港からは、宿を求めて長門市の中心地へ向かった。低山だが深い森の狭い道と大きな農場の間を走って来ると、立派な繁華街に見える地域に入り、目にした宿を尋ねると満室だったので、地図上で見つけた宿に電話をすると空きがあると言うので30分で行くと告げ、仙崎港隣の仙崎人工島へ行き、夕日に染まる仙崎湾を眺めてから宿に入った。

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元乃隅神社の東にある津黄漁港から、神社の参道下にいる人々が見えた。この日は海が穏やかだったので、噴潮現象の大きな「龍宮の潮吹」は見られなかったかもしれない。

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長門市の中心地へ向かう途中の農場風景。私は後方の森の中を走りここまで来た。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/500 秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:28mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
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仙崎人工島から古式捕鯨で栄えた仙崎湾を眺める。

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釣り情報のサイトによると仙崎人工島は、「車の横付けができ足場も良くファミリーフィッシングの場として最適。サビキ釣りでアジ、投げ釣りでシロギス、ウキ釣りでメジナやアイゴなどが狙え、秋にはエギングや泳がせ釣りでアオリイカがあがる。」と紹介されている。

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つくりも置いてある物も昭和のはじめに戻ったようなレトロ感たっぷりな宿で翌朝目覚めると、宿の調理場へ行き、「ちょっと出てきますので、お会計は今お支払いします」と言うと、「宿を出る時でいいですよ」と言われた。私は1時間ぐらいで戻ると告げ、宿から北上し、青海島大橋で青海島へ渡った。島に着くと左手に見えた田ノ浦漁港沿いを走り、小学校らしき建物に出会った。島に関しては何の情報もなく朝飯前に少し見ておこうと思った私は、その周辺を見て宿に戻っても良かったが、そこから島の南岸を走って島の東端である通まで来てしまった。かつて北浦捕鯨最大の基地として栄え、「鯨一頭捕れば七浦が賑わう」といわれた通に来た時点で、宿を出て既に1時間が過ぎていた。私は宿に電話をして「今から戻るので朝食は1時間後にお願いします」と伝えた。

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泊まった宿周辺もレトロな感じだった。最初吠えていたが、すぐにおとなしくなった白い犬にフォーカスした。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/400 秒 | 絞り値:F2.0 | 焦点距離:40mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
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宿近くのもう使われていないように見えた建物。その周辺には民家が建ち並んでいる。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:モノクローム | シャッター速度:1/500秒 | 絞り値:F4.0 | 焦点距離:40mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
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昭和29年に建設された旧青海島小学校。児童数の減少により2006年3月に閉校となった。建物は、都市住民との交流を通したまちづくりであるツーリズム事業を展開する「体験交流の島・青海島共和国」として活用されている。

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古式捕鯨で栄えた通浦地区。この日は風もなく仙崎湾は穏やかだった。

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くじら資料館前にあるくじらの尻尾のモニュメントに朝陽が届き始めた。

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くじらの作り物には車輪がついていたので、イベント等で漁港へ運び出されるようだ。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 28mm F1.4 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/250 秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:28mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4128 × 6192
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通漁港沿いにある住吉神社の参道から港方向を見る。

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青海島から青海島大橋で本州側へ戻り、宿に戻る前に通りがかった仙崎駅。いい感じの駅なのでカメラを構えていたら、始発電車に乗り込む少女が駅に走り込んで来た。

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この時は偶然に通りかかったが、無人駅の仙崎駅は風情のある所なので近くに来たら立ち寄る事を勧めたい。

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朝飯前にちょっと出て来るつもりだったが、無人駅の仙崎駅にも立ち寄り、2時間半近くの外出となり宿に戻った。朝食後、宿を出る際に宿屋の女主人から「せっかく青海島まで行ったのなら島の北側の海岸沿いを歩いた方がいい」と勧められ、再び青海島へ渡った。東西に長い青海島は、島の真ん中より少し東の部分が細くなっていて、その細い部分の南岸にある駐車場に車を停めて200mも歩けば、北岸のビーチへ出られた。そこからは北長門海岸国定公園の代表的な景色で、日本海の荒波によって浸食された海上アルプスと呼ばれる断崖絶壁を歩く遊歩道(青海島自然研究路・メモリアルロード)があり、宿屋の女主人はこの遊歩道を勧めたのだった。遊歩道を歩いた後、青海島から出る前、「夏蜜柑原樹」と書かれたサインに従い、県道283号青海島線から逸れて小さな魚港に立ち寄った。

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北岸はキャンプ場もあるダイビングが盛んな海岸だ。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/400 秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:40mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4128 × 6192
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青海島北岸は海上アルプスと呼ばれる断崖絶壁が16kmにわたり続き、海上には洞門、石柱、岩礁等がそびえ立つ。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 28mm F1.4 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/320 秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:28mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
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望遠ズームで撮ると岩場や岩礁に釣り人の姿が見えた。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sports | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/1000 秒 | 絞り値:F6.3 | 焦点距離:413mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
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小さな魚港に着き集落を50mほど歩くと民家の庭先に「大日比ナツミカン原樹」がある。この樹は、萩地方を中心として山口県下に栽培されているナツミカンの原樹で、安永年中(1772~1781年)、この地に漂着した果実を播種したものといわれ、国指定史跡及び天然記念物に指定されている。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 28mm F1.4 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/500 秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:28mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
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「大日比ナツミカン原樹」がある集落前の漁港に海藻が干してあったが、なんだか分からなかった。

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山口県長門市の海岸線の豊かな自然は奥深かかった。そして、仙崎に「みすゞ通り」という通りがあり、大正末期から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人の金子みすゞの名前もよく見かけたが、みすゞの詩の舞台を回ってみるものいいだろう。長門市には、元乃隅神社の赤い鳥居以外に見るべき物が沢山あり、再訪問したくなった。

※ このページに掲載された作品は、RAWデータ(X3F)を「SIGMA Photo Pro」で現像処理をしたものです。
一部、現像後にゴミ取りのためにレタッチソフトウェアを使用した画像もございます。

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