第193回:神々がお立ちになった日の出雲へ
押本 龍一

押本龍一、東京品川生まれ。
82年英語の勉強のため2年の予定で渡米。84年ニューヨークに渡り刺激を受け予定を変更、広告写真スタジオで働き始める。91年フォトグラファーとして独立。95年ニューヨークからロサンゼルスに拠点を移し現在に至る。エンターテインメント関係の撮影中心。近年はライフワークである旅写真に力を入れている。趣味は旅と山歩き。

オフィシャルサイト : http://oshimoto.net/

第193回:神々がお立ちになった日の出雲へ

午後4時、出雲大社境内にある東西の十九社の神籬(ひもろぎ)を絹垣(きぬがき)で囲んで拝殿へ移し、そこから神々をお送りするために集まってきた神職の後ろ姿を広角レンズで捉えた。あまり動き回れない状況下、単焦点レンズでの撮影はどこに立つかがポイントだった。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:モノクローム | シャッター速度:1/125 秒 | 絞り値:F4.0 | 焦点距離:14mm

12月3日の午後遅く、都内から島根県の出雲大社へ車を飛ばし翌朝の3時半に出雲大社に到着した。駐車場は閉まっていたので、夜が明けるまで車内に暖房を効かせて仮眠を取ろうと、出雲大社から西へ1kmほど離れた稲佐の浜(いなさのはま)の駐車場へ移動した。この日は満月だった。砂浜に立つ弁天島が月あかりでシルエットになり、神秘的な光景を目にした私は車中で仮眠を取ることはなく夜明けを迎えた。国譲り国引きの神話で知られる稲佐の浜は、旧暦10月の神在月(かみあるづき)に全国の八百万の神々をお迎えする神迎神事(かみむかえしんじ)が行われる。2017年度は11月27日夜にこの神事が行われた。そして、この日の午後4時に全国より集まった神々がお立ちになる神等去出祭(からさでさい)が出雲大社で行われた。

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稲佐の浜に到着すると満月で浜は明るく浜に立つ丸い弁天島上部の一部が光かり、それは発光する生き物のように見えた。夜が明けてから分かったが、光っていたのは祠の屋根であった。非常に神秘的なこの時の空気感を表現するため、モノクロ−ムにして色調はブルーを選んだ。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:モノクローム | シャッター速度:3.2 秒 | 絞り値:F3.2 | 焦点距離:14mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:11.49MB

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弁天島の背後に満月が見える位置に移動して撮影した。満月の夜は明るく鳥居が良く見えたので撮影できたが、寒さに耐えながら浜に立ち続けるのは辛かった。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:モノクローム | シャッター速度:3.2 秒 | 絞り値:F3.2 | 焦点距離:14mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:9.32MB

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夜が明けると地元では「べんてんさん」と呼ばれて親しまれている弁天島の祠と鳥居が姿を現した。出雲観光協会によると、神仏習合の頃には「弁財天」が祀られていたが、明治のころから豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)が祀られているそうだ。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/8 秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:70mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:17.25MB

夜が明けてから出雲大社の西にある大駐車場に車を停め、そこから境内に入った。大駐車場に停めても境内にはすぐに入らずに「勢溜(せいだまり)の大鳥居」へ向かい、そこから参道を歩くのが本来の参拝の仕方だが、私はショートカットをしていたので、出雲大社の神域の入り口である「勢溜の大鳥居」と呼ばれる参道入り口まで歩き、そこから引き返すように拝殿へ向かった。拝殿前に到着すると背後の八雲山には霧がかかり、冷たくて湿った空気が漂っていた。

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大駐車場から境内に入り参道に立ち、「勢溜の大鳥居」方向を撮る。まだ参拝客が少ない時間帯だった。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/10 秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:52mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:21.11MB

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「勢溜の大鳥居」越しに神門通り方向を撮影。大鳥居がシルエットになった光景はモノクロームが似合った。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:モノクローム | シャッター速度:1/40 秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:70mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:11.13MB

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「勢溜の大鳥居」を潜り参道を歩き下りる。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/5 秒 | 絞り値:F13 | 焦点距離:29mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:18.26MB

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「勢溜の大鳥居」の前。神迎祭・神在祭と書かれた立て札を見ると、神々が滞在する最終日だと分かった。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:モノクローム | シャッター速度:1/125 秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:14mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:14.68MB

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銅鳥居越しに拝殿と本殿、そして背景には霞んだ八雲山。神域にふさわしい雰囲気がした。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:曇り | シャッター速度:1/100秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:132mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:16.22MB

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長さ6.5メートル・重さ1トンの拝殿の注連縄(しめなわ)がまず目を引いた。

使用機材:SIGMA dp3 Quattro | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/60秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:50mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:5424 × 3616
ファイルサイズ:17.48MB

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拝殿の注連縄を下から撮影。レンズの解像度が遺憾なく発揮された。

使用機材:SIGMA dp3 Quattro | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:オート(色残し) | シャッター速度:1/13 秒 | 絞り値:F3.5 | 焦点距離:50mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:5424 × 3616
ファイルサイズ:31.02MB

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おみくじに覆われていた木。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:モノクローム | シャッター速度:1/60 秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:44mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:18.94MB

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境内にある西の十九社。全国から集まった神々のお宿だそうだ。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:オート | シャッター速度:1/13 秒 | 絞り値:F4.0 | 焦点距離:37mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:22.53MB

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ヤマタノオロチ退治で知られる須佐之男命(スサノオノミコト)が 祀られている本殿の後ろに建つ素鵞社(そがのやしろ)。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:0.4 秒 | 絞り値:F11 | 焦点距離:14mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:20.26MB

雨が降ってきた出雲大社から一旦出て昼食を取った後、スサノオノミコトが魂を鎮めたといわれる須佐神社へ立ち寄った。境内はさほど大きくなく訪れる人もまばらで、出雲大社から来ると境内の建物も注連縄のサイズもかなり小さく見えたが、神秘的な雰囲気はこの神社のほうが強く感じた。

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須佐神社の拝殿。寒々しく神気に満ちた空間は彩度を落として表現した。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:オート | シャッター速度:1/6 秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:27mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:4128 × 6192
ファイルサイズ:21.79MB

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須佐神社の社務所。小雨が降り出したので傘をさして撮影。悪天候でもしっかりとした絵が撮れる標準ズームレンズを一本持っていると心強い。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:オート | シャッター速度:1/30 秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:43mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:20.00MB

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神気に満ちていた社殿後方の樹齢1300年と推定される大杉。小雨でもシャープな写真が撮れた。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/6 秒 | 絞り値:F8.0 | 焦点距離:14mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:25.03MB

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須佐神社の向かいの天照社の狛犬はとても存在感があった。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:オート(色残し) | シャッター速度:1/6 秒 | 絞り値:F5.0 | 焦点距離:44mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:24.55MB

須佐神社で撮影を終えると激しい雨が降ってきた。私は午後4時からの神々を見送る神等去出祭(からさでさい)が心配になり出雲大社に引き返したが、大駐車場に着くと雨は止んでくれた。午前中に見ていなかった神楽殿に立ち寄リ巨大な注連縄を撮影し、拝殿横に作られたテントで雨の心配をしながら神等去出祭が始まるのを待った。午後3時半になると人々が拝殿前に集まってきた。私は人が少ない東西の十九社の前にカメラを構えようと決めた。空は厚い雲に覆われていたが、雲を通して届く微かな光で東のほうが明るいので東の十九社へ行くと、神職が地元の記者に「東側は人が多くゴタゴタするから西の方が撮りやすい」と言っているのを聞き、西の十九社へ移動しそこから神事を見守った。

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神楽殿横のイチョウが雨に濡れてしっとりとしていた。私が長く撮影フィールドとしているカリフォルニアの空気感とまるで違う日本の空気感がここにあった。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:晴れ | シャッター速度:1/40 秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:135mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:35.26MB

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長さ約13メートル、重さ約4.5トンの巨大な神楽殿の注連縄。斜め横から見るとその厚みと重みが感じられる写真が撮れた。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:100 | ホワイトバランス:モノクローム | シャッター速度:1/25 秒 | 絞り値:F5.6 | 焦点距離:135mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:20.60MB

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神等去出祭(からさでさい)が行われる直前までもお参りする人の後が立たなかった。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:モノクローム | シャッター速度:1/30 秒 | 絞り値:F2.8 | 焦点距離:70mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:14.08MB

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いよいよ神々がお立ちになる時が近づいた。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:モノクローム | シャッター速度:1/125 秒 | 絞り値:F3.2 | 焦点距離:35mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:16.45MB

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神々の依り代である神籬(ひもろぎ)を絹垣(きぬがき)で囲み拝殿へ移動する神職を少しだけ追う。拝殿前は大勢の人が集まっていたので、ここで追うのを止めた。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:モノクローム | シャッター速度:1/125 秒 | 絞り値:F4.5 | 焦点距離:14mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:14.68MB

出雲の観光協会によると、境内にある東と西にある十九社にあった神籬(ひもろぎ)が絹垣(きぬがき)に囲まれて拝殿に移動され、拝殿の祭壇に2本の神籬、龍蛇、餅が供えられ祝詞が奏上され、その後、1人の神官が本殿楼門に向かい門の扉を三度叩きながら「お立ち~、お立ち~」と唱え、この瞬間に神々は神籬を離れ出雲大社を去さられるそうだ。拝殿の周りは人で埋め尽くされ多くの人が写真を撮っていたので、私は無理に割り込んで行くことはせず、遠くからその光景を眺めた。翌朝、出雲に集まり農業や人の縁などについて「神議り」(かみはかり)という話し合いをし、すべてを終えた神々が最後に立ち寄るといわれる万九千神社(まんくせんじんじゃ)に向かった。小雪が舞い風の強い寒い朝で、参拝客もまばらな境内に長居はせず、今回の旅のスタートになった稲佐の浜まで出た後、嵐の出雲を後にした。

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万九千神社(まんくせんじんじゃ)と立虫神社は同じ境内に建っている。小雪がぱらつく寒い朝だった。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:曇り | シャッター速度:1/500 秒 | 絞り値:F2.8 | 焦点距離:70mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:19.53MB

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この朝は風が強く、稲佐の浜は砂が舞っていた。フイルムグレインを効かせ、砂嵐のような浜を表現してみた。

使用機材:SIGMA sd Quattro H + SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art | 露出モード:M-マニュアル露出 | ISO感度:200 | ホワイトバランス:モノクローム | シャッター速度:1/500 秒 | 絞り値:F4.0 | 焦点距離:36mm | ファイル形式:JPEG | 画像サイズ:6192 × 4128
ファイルサイズ:19.06MB

はじめて訪れた出雲大社は全国から集まった神々がお立ちになる特別な日だった。天気には恵まれなかったが、神聖な空気感が撮れ、神事をよく知らない私には貴重な体験だった。出雲を出ですぐ雪が激しく降り出した。出雲を出るのがもう少し遅かったら、雪のために出雲に閉じ込められたかもしれない。時間に限りがあったので、神々がお立ちになった翌日は出雲に長居はしないと決めた前夜の決断は正解だった。

※ このページに掲載された作品は、RAWデータ(X3F)を「SIGMA Photo Pro」で現像処理をしたものです。
一部、現像後にゴミ取りのためにレタッチソフトウェアを使用した画像もございます。

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