2010.09.21

レンズ

SIGMA APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM 発表

この度当社では、単焦点レンズに匹敵する高画質と堅牢性に優れた、手ブレ補正OS機構搭載の大口径望遠ズームSIGMA APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSMを発表致します。
APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSMは、2005年7月発売のAPO 120-300mm F2.8 EX DG HSMの後継機種として、更なる高画質化を実現。防塵・防滴性の高い構造を採用する等、プロの過酷な撮影状況に対応する堅牢性に優れた、手ブレ補正OS機構搭載の大口径望遠ズームレンズです。
最新の光学設計を駆使し、更なる高画質化を実現。高性能FLDガラス2枚と、SLDガラス1枚の採用により、色収差を極限まで補正。スーパーマルチレイヤーコートの採用により、フレア・ゴーストの発生を軽減。ズーミング、フォーカシングによる収差変動を抑えるインナーズーム、インナーフォーカスを採用し、ズーム全域で優れた描写性能を発揮。サジタルコマフレアの補正にも配慮したレンズ設計により、周辺部の点光源のにじみを軽減、単焦点レンズにも匹敵する高画質を実現しました。
手ブレ補正OS機構を搭載し、約4段分の手ブレ補正効果を発揮。望遠の手持ち撮影をサポート致します。超音波モーターHSMの搭載により、AFスピードの高速化と静粛性を実現、フルタイムマニュアルフォーカスも可能です。9枚羽根の円形絞りの採用により、開放付近で円形の美しいボケ表現が可能です。別売りのAPO TELE CONVERTERを装着すると、オートフォーカスが可能な超望遠ズームとして使用できます。

この製品は、2010年9月21日よりドイツ連邦共和国 ケルンメッセ会場にて開催されているPhotokina 2010において、参考出品しております。

SIGMA APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM

SIGMA APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM

発売日、価格:未定、
ケース、フード(LH1128-01)、三脚座(TS-31)付

主な仕様 (数値は、シグマ用です。)

●レンズ構成:18群23枚 ●最大倍率:1:8.1 (f=200mm) ●画角:20.4°-8.2° ●フィルターサイズ:Ø105 mm ●絞り羽根枚数:9枚(円形絞り) ●レンズフード:丸形フード(LH1128-01) ●最小絞り:F22 ●最大径×全長:Ø114.4 mm×289.2 mm ●最短撮影距離:150-250 cm ●重さ:未定

● ニコン用のレンズには絞り環がありません。カメラボディによっては使用に制限のある場合がございます。● ニコン用、キヤノン用は、ニコンF6、キヤノンEOS-1V 以外のフィルムカメラでは、手ブレ補正(OS)機構は正常に働きません。● 製品の外観、仕様などは変更することがあります。● FLDガラスとは、従来のガラスと比べて屈折率と分散性が極めて小さく、異常分散性が高いといった蛍石と同等の性能を持つ、透過性に優れた最高水準の超低分散ガラスです。この性質を利用して、従来のレンズでは取り除くことができなかった残存色収差=二次スペクトルを徹底的に除去し、極めてシャープでコントラストの高い優れた描写を実現しています。