SIGMA PHOTO PRO MONOCHROME MODE FOR ARTISTS & CREATORS

INTRODUCTION

光と構図。写真表現の本質に触れる
新しい「デジタル・モノクローム」の可能性

写真本来の多彩で豊かな表現の可能性を

リアリティをともなったディテールの描写や演出が容易になった今日。特に写真の世界は、デジタル化の恩恵を多く受けることとなりました。なかでもデジタルカメラはめざましい進展を遂げ、昨今の技術革新による高画素化の恩恵を多くの写真愛好家が受けられるようになっています。その一方で、写真が本来もっているはずの多彩な表現の可能性に向き合い、その奥深い魅力を十二分に体験できる余地は、まだまだたくさんあるように感じます。

「光と構図」で際立つより本質的な表現

写真愛好家の間では近年、モノクローム写真への注目が高まっています。モノクローム写真と聞くと、ノスタルジックな印象を抱く方もいるかもしれませんが、実は「光と構図」という写真表現の本質を際立たせる、ある意味でとてもアグレッシブな技法ともいえます。あえて「色彩」を排し、明暗、階調、構図によって描こうとすることで、むしろ端的かつ雄弁な表現を叶えてくれるのではないでしょうか。

新しい「デジタル・モノクローム写真」へ

被写体に最適な光と構図を与えて切り取るモノクローム写真の世界をデジタルカメラで最適に表現するために。SIGMAグループの技術者は、その一つの答えを導き出しました。Foveon ダイレクトイメージセンサーのフルカラー・キャプチャシステムだからこそ実現できる、新しい「デジタル・モノクローム写真」。専らデジタルカメラでのカラー写真を撮られている方も、銀塩フィルムでのモノクロ写真にこだわってきた方も、ぜひSIGMA Photo Pro Monochrome Modeの世界を体験してみてください。