シグブラ
第60回:曇天の下田ブラブラ

曇天の下田ブラブラ

July 8, 2015

SIGMA dp0 Quattroを持って伊豆半島に出かけた。生憎の曇り空だったが、久しぶりに半島を南下する鉄道に乗り、21mm相当の広角レンズを愉しんだ。

鉄道の終着駅からバスに揺られた。美しい海岸があるというバス停で下車してビーチを目指す。こぢんまりとした商店や民宿の間を抜けると、波の音が急に耳に飛び込んでくる。その先にかわいらしい砂浜が見えた。

曇り空で初夏としてはやや肌寒い気温だったが、海辺は多くのサーファーと海水浴客で賑わっていた。美しい砂浜と沖合に見える伊豆の島々がなかなかいい雰囲気である。晴天ならばよりキレイな景色に違いない。そう思いながらビーチと磯をブラブラと撮影した。

ビーチから沿岸を北上した。今度は山に登るのだ。と言ってもロープウェイでである。ほんの数分で山頂に立った。海からの風が心地よい。先ほど訪れたビーチは山陰で見えないが、川沿いの街並みから相模湾まで雄大な展望を楽しむ。

山頂の庭園はアジサイがまだ咲いていた。その様子をSIGMA dp0 Quattroで写しとる。歪みがない描写は、21mm相当の超広角レンズであるということを感じさせない。見た目からは想像できないほど軽量なので携行もとてもラクである。これは嬉しい。

展望台から沖に浮かぶ島々を遠望した。ここまで来ると見える島の数が多い。近いうちに渡ってみたいものである。崖っぷちに設置されている年季の入った双眼鏡をグッと寄って撮影。SIGMA dp0 Quattroは約18センチまでの近接撮影が可能だ。

山を下りて石畳沿いの街をブラブラと撮り歩く。名物ネコと戯れ、お茶でも飲もうかと思ったところで、空が泣きだした。「またね」とネコに別れを告げ再び歩き始める。もう少し徘徊しようかと思ったが、雨脚が強くなったので退散することにしよう。「次回はのんびりと泊まりでブラブラするのもいいな」と考えながら駅へと急いだ。


三井 公一

プロフィール

三井 公一
1966年神奈川県生まれ。
新聞、雑誌カメラマンを経てフリーランスフォトグラファーに。雑誌、広告、Web、ストックフォト、ムービーなどで活躍中。
iPhoneで独自の世界観を持つ写真を撮影、その作品が世界からも注目されているiPhonegrapherでもある。
2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。
公式サイトはhttp://www.sasurau.com/
ツイッターは@sasurau

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