
実は第一志望は光学設計だったんですが、入社を決める際に会社と話をする中で、光学か電子かという選択肢を前にした時に「自分の望む仕事には電子設計が近い」と考えて選びました。実際、正しい選択だったと実感しています。そもそも僕が一番興味を持っていたのは、センサーで受けた光を信号に変換し、それを「よい画像」にして表現する、というメカニズム。当初は光学設計がそのために最適な領域だと思っていたわけです。デジカメの電子設計を手がけてすぐに、画像のノイズを目標値まで低減させ、よりよい画質を追求するというプロセスに魅力を感じるようになりました。デジタルカメラや交換レンズの駆動・制御に欠かせないのが電子技術。特にデジタルカメラの場合は、パソコンと同等といわれる精密で複雑な機能をコンパクトな「箱」のなかに収蔵し、なおかつパソコンよりヘビーな使用環境下でも高耐性・高性能・高安定性を保証しなければならないという、大変厳しい要件が求められる世界ですが、どんなに制約が多くても、カメラを手にする方を「ガッカリさせない」ことが大切です。技術力を活かして品質への信頼性を高めると同時に、オリジナルな性能と画質を誇れるカメラを自分の手で作ることが一番の目標ですね。
本当は竿が命。でも大きいので…
自分が設計した基板で画質が目標値を達成。欲をいえば本当はもっともっと向上させたい!
独自路線の追求。将来的には映像とかにも挑戦できるといいなと思う。
僕もマニア(笑)。熱中・没頭したときの集中力は誰にも負けない!と思う。
「最も難易度の高いコンシューマー製品」といわれるデジカメ。
センサ、DSP、LCD、メモリなど、PCと同等の複雑で精密な内容を、より過酷な使用環境・条件に適応させ画質と動作の安定性を得なければならないためです。一見、プリミティブな領域ですが、イメージング機器開発の基盤として重要な役割を担っているといえます。







