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小林義明
APO MACRO 150mm F2.8 EX DG
小松健一
24-60mm F2.8 EX DG / APO MACRO SUPER II 70-300mm F4-5.6
高橋良輔
伊達淳一
12-24mm F4.5-5.6
早川廣行
MACRO 50mm F2.8 EX DG / MACRO 105mm F2.8 EX DG
柳沢雅彦
12-24mm F4.5-5.6
120-300mm F2.8

 DCレンズとのはじめての出会いは18-50mm F3.5-5.6 DCだった。その手頃な価格と圧倒的な軽さに一種の戸惑いを感じながらも購入。その画像のシャープさと割り切りの良さにすっかり惚れこんでしまった。それからというもの数本のDCシリーズが必ずカメラバッグに収まり、女優から風景までと多様な撮影現場に帯同するようになっている。そんななか18-50mm F2.8 EX DCが発売となる。待ちに待った開放値F2.8通しのズームレンズ。使い勝手が格段に向上することは容易に予想がつく。「これは買うっきゃないでしょ!!」との天の声にも後押しされて販売店に出向いたのはいうまでもない。

18-50mm F2.8 EX DC
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 即座にニコンD70に装着してみる。さすがにF2.8の開放F値は明るく、決して見やすいとはいいがたいファインダーが一段明るく見えてくる。画質は、先の18-50mm F3.5-5.6 DCと同様にシャープさは折り紙付き。だが、それだけではなく繊細さがどうやら同居しているな、というのが第一印象。この雰囲気は、24-60mm F2.8 EX DGと似たものがある。普及価格帯のDCレンズは、ゴリっとした線の太さでシャープ感を表現しているが、この18-50mm F2.8 EX DCは緻密な線の積み重ねによって画像を写しだす。明るさ違いだけでなく、テイスト違いという憎いラインナップにシグマの遊び心を感じる。

 広角は、くまなくシャープに、望遠は背景を適度になじませながら画像を楽しむ。これがショートズームの使い方だ。最広角側の開放では、ほんの少しだが周辺光量が落ちる場合もあるがF4で解消。そこから先が18-50mm F2.8 EX DCの真の実力が表われてくる。望遠側で絞りの効果を作品に生かしたい場合は、どんどん開放から撮影していく。50mm側で約75mm相当。長すぎることもなく、スナップではもっぱら望遠を多用した。また、開放F値が明るいということは様々な撮影にプラスに転ずる。一般的な効果としては背景のボケや速いシャッター速度の確保が知られるところだが、ストロボ撮影時にも効果を発揮する。プログラムAEで絞りの選択肢が広がることにより、大光量を必要とせず小型ストロボの活躍の場が広がるのだ。プログラムAEは、暗所では開放値を基本に露出を組み立ててくる。そんな時に数段分の絞りの差は絶対的な強みとなることだろう。

 ハワイからの撮影を終え画像をチェックすると、NGカットの少なさに驚く。これまであきらめていた暗所などの画像もブレることなく余裕でセーフに。また望遠時の柔らかで立体感のある表現も思った通りだった。しかも、小型・軽量の18-50mm F3.5-5.6 DCとは、性格の違いもあり意外とバッティングしない。スナップオンリーなら18-50mm F3.5-5.6 DC、仕事と作品撮りには18-50mm F2.8 EX DCと、シグマならではの贅沢な使い分けを楽しもうと思う。

塗装の質感まで伝わってくるようだ。全域で必要以上にカリカリとした画質とはならないため、むしろ立体感が出ている。デジタル撮影ながら銀塩写真の雰囲気に一歩近づいた。
使用カメラ: Nikon D70
露出モード: プログラムAE
シャッター速度: 1/160秒
絞り値: F6.3
像面の平坦性がいいため、画面全域でシャープな画像を結ぶ。レンズにとって鬼門ともいえる絵柄だが18-50mm F2.8 EX DCならば画質のためになにかを犠牲にするということはない。
使用カメラ: Nikon D70
露出モード: プログラムAE
シャッター速度: 1/125秒
絞り値: F5.6
絞りを開放にして最上の色相いとなる時間を待つ。手持ち撮影ゆえに開放以外の絞りは考えていなかった。ノイズを抑えるためISO200で撮影。こんなときにF2.8の明るさを実感。
使用カメラ: Nikon D70
絞り優先AE
シャッター速度:1/13秒
絞り値: F2.8
給油ついでに軽くスナップした1枚。コントラストがありながら、急激にトーンの落ち込みがないため、多彩な撮影も簡単にこなす。これがいいレンズの必須条件だ。

使用カメラ: Nikon D70
露出モード: プログラムAE
シャッター速度: 1/320秒
絞り値: F9
最広角側でしゃがみこんで撮影した1枚。遅い午後のサイドからの光に古びたボディが鮮明に写し出される。D70では約28mm相当となり、超広角ではないが嫌味のない画角がスナップにはよく似合う。
使用カメラ: Nikon D70
露出モード: 絞り優先AE
シャッター速度: 1/500秒
絞り値: F8
夕暮れでも被写体をシルエットにする場合には、意外とシャッタースピードはかせげる。手ぶれの心配がないことを確認して、木々の細部を表現するためにF5.6まで絞りこんだ。ノースショアにて。
使用カメラ: Nikon D70
露出モード: 絞り優先AE
シャッター速度:1/125秒
絞り値: F5.6
画面全域をパンフォーカスとしたかったため、絞り優先AEでF11まで絞り込む。足元の砂から無限遠のヨットまでが、心地よく同一のピント面に収まる。18mmの画角は、使い方で様々な雰囲気となるだろう。
使用カメラ: Nikon D70
露出モード: 絞り優先AE
シャッター速度: 1/250秒
絞り値: F11
ワイドマクロ的な表現も得意。近接撮影では絞りと構図の関係は深い。背景をほどよく整理したかったため、F5を選択。露出の最終決定はカメラに委ねた。ヌケの良さと背景のボケが心地よい。
使用カメラ: Nikon D70
露出モード: 絞り優先AE
シャッター速度: 1/640秒
絞り値: F5
どこか落ち着いた雰囲気となるのはこのレンズのテイストだ。また、D70の画質と相性がいい。背景をほどよく残して状況も写しこむため、望遠では中間絞りとなるF5.6を選択している。
使用カメラ: Nikon D70
露出モード: 絞り優先AE
シャッター速度: 1/125秒
絞り値: F5.6
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