新光学ガラスFLD(”F” Low Dispersion)について
2010.2.22
株式会社シグマ(社長:山木和人 神奈川県川崎市)は、蛍石と同等の性能を持つ光学ガラスFLD (”F” Low Dispersion)を採用し、今後の高性能レンズで幅広く展開することを発表いたします。
このFLDガラスは、従来のガラスと比べて屈折率と分散性が極めて小さく、異常分散性が高いといった蛍石と同等の性能を持つ透過率に優れた最高水準の超低分散ガラスです。この性質を利用して、従来のレンズでは取り除くことができなかった残存色収差=二次スペクトルを徹底的に除去し、極めてシャープでコントラストの高い優れた描写を実現しています。このFLDガラスは、蛍石並みに高性能でありながら比較的コストパフォーマンスに優れているという特徴も合わせ持つので、今までにない高性能レンズを比較的低価格でご提供すること事が可能です。更に従来のガラスに比べて比重が軽いので、大口径レンズの開発においても軽量化を図ることが可能です。
このFLDガラスを今回発表したSIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMに4枚、SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSMに2枚、SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSMに2枚採用し、開放でも周辺部に至るまで良好な色収差補正を行い、高性能化に寄与しています。
シグマは、今後も新素材の開発・採用を積極的に行い、交換レンズのリーディングカンパニーとして常にレンズにおけるイノベーションを図ってまいります。
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